公開:平成20年1月18日
ツグミ
スズメ目ツグミ科 大きさ 24cm 分布 日本全国(冬鳥)、シベリア・ロシアで繁殖、中国南部・台湾・日本等で越冬 |
冬鳥として日本全国に飛来。冬になれば普通に見かける鳥。平地でも山地でもどこでも見かける。雑食性で、ミミズや虫、果樹や木の実などを食べる。群れで飛来し、群れで帰っていくが、冬場はエサを求めて分散していることが多い。繁殖期以外はあまり鳴かないらしく、冬になると口をつぐむ・・・でツグミになったとか。 |
撮影 : 埼玉県北本市・北本自然観察公園 (平成20年1月2日)
きりっと遠くを見つめる真冬のツグミ。急に大人っぽくなったね。
のんびりと忙しい。
かつて、ツグミはカスミ網で大量に捕獲された。
野鳥が日本人にとって重要なタンパク源だったのだ。そのうえ、ツグミは肉がうまいのだそうだ。鳥獣保護法で守られるようになってから、カスミ網による密猟が相次いだ。お金になったからだ。
今はどこにでもたくさんいるツグミだけど、そんな歴史を背負っている。
そういう意味でも、ツグミには昭和の臭いがするのだ。
色合いと丸っこい姿は、どこかツグミっぽくない。
冬はどこにでもいる普通種ツグミが、ちょっと素敵な鳥だと気づかせてくれる1枚。
場所は北本自然観察公園。ちょうどハチジョウツグミが入っており、比較のために押さえておこうと思って撮影した。
セピアな写真になったが、パソコンに落としてからはいじっていない。
色あせたような、なんか昭和の写真・・・・・・。