bunbuku

 撮影したこのポイント、シラコバトが一度現れたら2週間前後は居つくようだ。
 でも、いったん姿を消すと、次はいつ現れるのかさっぱりわからない。
 経験的に言うと、1月〜3月が多いような気がするが、5月や秋に現れたこともある。
 逆に、去年は2月、3月は一度も現れなかった。

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シラコバト2
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 ハト目ハト科 大きさ33cm  分布 埼玉県、茨城県など関東の一部   天然記念物

 町の中、畑、林、川原などにすむ。日本では、江戸時代に鷹狩のために飼われていたらしい。今ではそれが野生化して、埼玉県東部、茨城県西部、群馬県東部などで見られる。その名のとおり、普通のハトと比べて、白くて小さい感じで、首のうしろに首かざりのような線がある。埼玉県の県鳥。

 周辺は住宅街であり、幹線道路の脇。
 その喧騒にかき消されそうな細く小さな声で、ボボーボッ、ボボーボッと繰り返し鳴く。
 耳を良く澄まさなければ気づかないほど、か細い声だ。

 鳴いている時はのどをふくらませる。

bunbuku
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 たとえば、こんな感じ(↑)で、すぐ近くにいても、目視では人工物の一部に見えたりする。
 特に電柱の色にそっくりだから、電柱のトップでじっとしてるともっとわかりにくい。

 この写真を撮影した際は、鳴き声で気づいた。気づいたときは真上にいた。
 でも、小さな声なので、少し離れたあたりを探していた。

撮影 : 茨城県古河市 (平成23年1月)

bunbuku

 2月はじめに茨城から埼玉に引っ越した。
 そんなわけで引越しの直前に茨城の自宅周辺で撮影したシラコバトをアップしよう、というわけではなくて、ひと月ほど前に画像処理ソフトを変えたら、予想以上に写真がきれいになったので、ついついうれしくなって、鳥をアップしたくなっちゃった、と言うわけである。

  

bunbuku
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 尾羽を広げた瞬間。
 こんな目立つ場所で目立つポーズをとってくれれば、探すのはそんなに手間取らない。
 でも、実際は簡単に見つからないことも多い。
 このハトが小さいということもあるが、市街地では体色がけっこう見事な保護色となっている。
 市街地では、わりと白っぽい人工物が多い。

 さて、本題。
 大きくトリミングしてアップで載せても、画像の劣化が減ったみたい。
 原画のままとは行かないが、羽毛の一枚一枚が見える。
 HP上の画像に関する長年の悩みが、少し解消された気がする。
 
 

 この写真でものどが大きくふくれている。
 口は開かずに鳴くようだ。

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