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公開:平成20年4月25日

オシドリ

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カモ目カモ科  大きさ 41cm〜47cm 翼開長 68cm〜74cm 
 分布 中国東北部・朝鮮半島・サハリンなど 日本では中部以北で繁殖、以南では冬鳥
 写真の通り、オスの鮮やかな羽色が特徴的なよく知られたカモ。オシドリ夫婦という言葉のとおり、つがいがむつまじく泳ぐ姿がよく見られる。ただ、繁殖シーズンで相手も変わるので、一生添い遂げるわけではない。水辺にある樹のうろなどに巣をつくり、雛は親に従って、水辺に飛び、泳ぎだす。
 日本で数千羽ほど生息しているとか、世界的にも希少種である、ということだが、生息状況が危うくなっているかどうかわ調べてもわからなかった。日本は越冬地としても繁殖地としても重要な場所である。
ウォッチングのコツ・・・・春夏の繁殖地は基本的に寒冷地や高度の高いところなので、一番身近に見られるのは冬季に平地で越冬する群れだろう。東京都心などでも明治神宮など、有名な場所がいくつかある。地方の公園などにもよくやってくる場所があると思うので、調べて行ってみよう。
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↑ 近づくオス

↑ 下がオス、上がメス

 それにしてもきれいな鳥だ。近距離でじっくり見る機会はなかなかないので、何枚か記念撮影だ。オスメスのペアでオシドリ夫婦と言うやつだ。

 とある動物公園の大きな池で、オシドリのペアを見つけた。時期的に関東の平野部でオシドリを見たことがなかったので、一瞬驚いた。しかし、近づいてもまったく逃げる気配はない。動物園の中なのだから、たぶん飼育されているのだろうと思った。
 でも、どうしてこのオシドリは逃げないのかな? 人に慣れているから、と言う理由ではなさそうだ。

↑ きれいだけど、なんか変?

 オスが左側を見せたとき、何かわからないが僕は違和感を覚えた。
 なんだろう・・・・? もう一度オシドリを見つめ、ようやく違和感の正体に気づいた。
 左側の羽が大きく切り取られていたのだ。2枚目と3枚目の写真を比べてみれば明らかだが、左羽の茶色い部分がない。・・・なんと言って良いのやら・・・・・。
 いろんなところで見かける放し飼いの水鳥はみな、こうやって羽を切り落とされていたのか・・・・。見るからに痛々しいオシドリ。でも、籠(かご)に押し込まれるよりはマシなのかなぁ?
 
 最近は日本にいてはいけない鳥たちが各地から報告される。いわゆる篭脱け(かごぬけ)と呼ばれる、飼育されているところから逃げ出した鳥たちのことだ。しかし、ただ単に逃げ出すだけではなく、逃げた生き物が自然繁殖し、定着すれば外来種だ。東京のインコなど、鳥でも篭脱けから増えた外来種がいる。中途半端な長さの羽では逃げ出す可能性が増えるのだ。外来種の問題を考えると、鳥を屋外で飼育するのならばこれくらいの処置は必要なのかもしれない。
 

 でもなぁ・・・・。さすがに羽を切り落とされた野鳥の姿には、正直僕も戸惑ってしまうのである・・・・。

 目の前に泳いできた。色彩だけではなく、羽の造形も美しい。
 近すぎて真上に近い角度での撮影になってしまった。人の多い公園ゆえ、さすがに人馴れしている。その時、オスがふと向きを変えた。
 ・・・・・・・あれれ? なんか変。

撮影 : 埼玉県 (平成18年5月)

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