風でヨシの葉がかぶる。
 個人的にはかぶった写真が好きだけど、鳥先輩はこういう状況を「牢屋」と呼ぶ。

 はじめのうちは車中から窓を開けて撮影をした。
 しかし、さえずり飛翔を繰り返しながら、元いた同じヨシの周辺に再び舞い降りる。
 飛ぶたびに微妙に位置がずれてしまうので、飛翔の都度、車を50cmほど前や後に動かす。
 それにもかかわらず、目の前でさえずったりして、オオセッカは逃げる気配はない。
  

オオセッカ
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 おなかからアップで。

 おなかだけではオオヨシキリと似てるから、見つける時は独特な鳴き声を探す。

2010年5月 千葉県・利根川河川敷  
bunbuku

 オオセッカは思い入れのある鳥で、ここ数年、毎年最低一回は観察に出かける。
 場所は繁殖地で有名な千葉県の利根川河川敷。
 毎年、梅雨の前に出かけるのだが、なぜか良く雨に当たる。
 そしてこの日も大雨であった。

bunbuku
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 オオセッカは大きな声で「じゅくじゅくっじゅくじゅく・・・」と鳴きなく。
  さえずりながらの飛翔は良い写真が撮れなかったので、かわりに飛び出しを。

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 ついでに背中も。
 背中は特徴的なので、オオヨシキリとはすぐに区別がつく。


 環境省のレッドデータベースでは絶滅危惧1Bに指定されており、日本での繁殖個体数は約2500羽と推定されているそうだ。
 極東固有の希少種だ。
 

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 逃げる気配がないようなので、車から降りてみる。
 が、やっぱり狭い範囲でさえずり続けて逃げないようなので、三脚をセットして撮影した。
 こんなに近くで観察できるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりだ。
 
 

 普段はあまり近くで見ることはないが、この日は目の前で何度もさえずってくれた。
 たまたま、ヨシ原のふちをテリトリーにした個体に当たったのだと思う。
 しかも大雨で、多少は警戒心が薄れていたのかも。
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