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 固有亜種ツシマテンも夜のターゲット。何度も会うが撮影はなかなかできない。
 探索終了間際、ロードキルで犠牲になったツシマテンを見つける。
 車の犠牲になるツシマテンはとにかく多いらしい。

2009年5月 対馬探検記1 〜第一日目ダイジェスト〜

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第1日目(5月1日)

 対馬空港に到着したのは夕方近く。
 めちゃくちゃ天気が良い。ヘビメタじいちゃんもなぜかハイテンション。

 途中の田んぼや海岸線の公園に寄りながら、北部を目指す。
 田んぼの鳥はセイタカシギくらい。

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↑ 謎のアカガエル系オタマジャクシ

 雰囲気からアカガエル系だと思うのだが、種まではわからず。
 ちなみに対馬のアカガエルはツシマアカガエルチョウセンヤマアカガエル。いずれも日本では対馬でしか会えない憧れの種だ。
 アカガエルの産卵期はとっくに終了している様子。成体に会うことは意外に大変かもしれないという予感がよぎる。

 初日にもう少しノルマを達成しておきたかったところだったが、まあ、しかたない。
 終了は1:30。.初日だから無理はしない。それでも充分対馬の夜は堪能できた。

↑ クサガメ

 宿では料理がうまくて量も多いとじいちゃん大喜び。ビールを飲んだあとに日本酒を注文したところで「調子乗りすぎ」と僕に怒られる。対馬の探索は夜が本番だから、酔われては困る。だいたい僕は運転が控えていて一口も飲めないんだし・・・。


 そして夜8:00、第二部がスタート
 5時間ほどかけて、林道をぐるぐる回るナイトウォッチングだ。
 
 いきなり現れたのは・・・・・・・

 上は夜の探索風景。林道の脇をライトで照らしてチェック中だ。
 けっして心霊写真ではないから、誤解のないように。
 
 両生類、爬虫類などは車で流すだけでは不十分で、良さそうなポイントでは車から降りて周辺を徒歩で探索する。じっとして動かない生き物が見つかったり、かさかさと枯れ葉がこすれる小さな音で昆虫に気づいたりする。
 しかし・・・・この日は両生・爬虫類は低調であった。
 快晴が続いていたせいかもしれない。両生・爬虫類は雨の夜に活発に動き回る。
 唯一の両生類が下の写真。カエルのオタマジャクシだ。

 イノシシ
 しかも2頭で、近くて逃げない。
 イノシシは各地で見られるものと同種。対馬の野生個体は駆除されて全滅し、今生息しているのはイノブタだという説もあるが、僕は野生種のイノシシだと思っている。
 イノシシの群れは他に2箇所で見ることができた。

↑ セイタカシギ

 北部を目指す間の本命はツシマスベトカゲ。大陸系のトカゲの仲間だ。
 一度だけチラッとそれらしき生き物を確認するが、同定はできず。
 他にはクサガメの子どもなどを見たのみ。

 田んぼの脇のU字溝にいた。
 もちろん固有種ではないが、うれしい。
 じいちゃんは興味なし。北海道にはいないのにね。



 ほどよく暗くなったころ、佐須奈の宿に到着。
 宿は以前にも泊まったみなと屋さん。
 

 佐須奈の宿 みなと屋

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