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 アカマダラは対馬の本種が基亜種D.rufozonatusとなり、宮古諸島、八重山諸島に生息するサキシママダラD. r. walli も亜種である。
 ほんの1、2枚写真を撮ると防御体制をとってくれた。写真の通り、丸く固まったのだ。
 そして、期待通り、有名な防御臭を発散してくれた。
 写真の表面が白っぽいグレーになっている(真っ白く光っているのはフラッシュの反射)のが、体液のようで、これが臭い匂いの元である。
 写真はたくさん写したので、いずれアカマダラの記事は別に作成したいと思う。

bunbuku
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2009年5月 対馬探検記6 〜第3日目ダイジェストA〜

 クビボソゴミムシ
 普通種だが美麗種であり、好きな種。

 そしてツシマオサムシ2個体目。
 もちろん対馬固有種。

 時間は過ぎ、じいちゃんもくたびれた様子なのでそろそろ引き揚げようかと思っていた矢先・・・。
 道路前方をツシマジカの小群が横断した!

 とりあえず1枚だけ、証拠写真が撮れた!
 これでもりっぱなツシマテンだ!
 ピントが合っていないが、なんとかテンとわかる写真となったので満足。
 じいちゃんはフラッシュ不調(?)で撮影できず。ちょっと残念そう。

 その後、哺乳類は低調。イノシシは3晩連続で同じペアを見かけるが、この日は遠かった。
 雨上がりのためか昆虫はよく路上に出ており、いったん捕獲し撮影、逃がす、を繰り返す。
 路上に虫が多ければ、それを狙う哺乳類も両生・爬虫類も路上に出てくる。
 雨の後のナイトウォッチングがにぎやかな理由のひとつ。

 ツシママムシは前日より多い。
 じっとしている個体は少なく、活動中の個体が何匹も現れる。
 そのたびに撮影しながら先へ進む。


 突然前方にツシマテンが現れた!。
 だいたいこの周辺を夜に回ると1〜3頭くらいは見かけるのだが、あっという間に逃げてしまう。
 しかし、この個体は逃げ出すまで数秒の間があった。
 この旅で唯一のツシマテン撮影のチャンスだ!

第3日目(5月3日)A

 さていよいよ最後の夜の探索。
 狙いはチョウセンヤマアカガエルアカマダラ
 特にアカマダラには思い入れが強いので、なんとしても見つけたい。

 車でいつものコースを軽く回り、目保呂ダム周辺をめざす。
 昼間のツシマヒミズでけっこう気をよくしたので、まず最初のポイントにしたのだ。
 ダム周辺を回っていると大きめのヘビが道の真ん中にいた。
 昨日のパターンだとほぼツシママムシだが・・・・・。


 あれっ?
 
 赤いヘビだ!!
 

対馬探検1 

対馬探検2

対馬探検3 

対馬探検4

対馬探検5 

対馬探検6


対馬探検7 

対馬探検8

対馬探検記2009年5月編

 ナガゴミムシ
 普通種。

bunbuku
うおおおお、アカマダラだーーー!!!

最後の夜にようやく見つけた!
 

 杉の森に入ったところで撮影したのが上の写真。
 間違いなくツシマジカなのだが、なんとも情けない写真。
 マニュアルでピントを合わすのだが、暗すぎてピントが相当いいかげんになってしまう。
 とても納得できる写真ではないが、前日の目だけ写真よりはずいぶん向上したと自己満足。

 対馬最後の夜、予想以上の成果であった。

 最後に寄った林道沿いの側溝でカエルの卵を見つけた。
 1日目に見たカエルの卵とはちょっと雰囲気が違う。
 木の枝に巻きつけたようになっている。
 北関東ではおおむねアカガエルの産卵よりヤマアカガエルの産卵のほうが遅い。

 なんかチョウセンヤマアカガエルの卵のような気がするのだが、帰宅して調べても判明しなかった。
 チョウセンヤマアカガエルは両生類では唯一の次回の宿題となってしまった。

bunbuku
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bunbuku
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 そしてツシマアカガエル
 ぱっと見てアダルトだが、小さい。サイズ的には狙いのチョウセンヤマアカガエルのサイズではない。
 しかし、ツシマアカガエルだって2個体目の出会いであり、ていねいに撮影する。
 両生・爬虫類の活性が上がっているようだ。昼間の雨がラッキーだったと思う。

 更なる追加がなく、ここからいつものコース。
 もちろんヤマネコだってチャンスはあるだろうけど、欲張らない。
 ツシマテンツシマジカが次のターゲット。

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