こちらはコアオハナムグリ(↑)
対馬に限らず普通種。

2009年5月 対馬探検記3 〜第二日目ダイジェストA〜

(2012.8.31公開)

bunbuku

到着してすぐ、ツシママイマイを見つける。
ツクシマイマイの亜種で、対馬固有のカタツムリだ。
これも今回のターゲットだったのでラッキーだ!

周辺の遊歩道でも側溝の落ち葉をよけたりしながら探索。
本命はツシマカブリモドキなのだが、残念ながら出せず。
ツシマサンショウウオの成体を見つけたりハンミョウを捕まえたりしながら進む。

第2日目(5月2日)A

 ツシマサンショウウオの卵はもしかしたら新しいかもしれない。
 青白く光る様子からそんな気がする。
 だとすると卵を産んだ成体もいるかもしれない。
 渓流のさらに上流に向かって探索を続けていくと・・・・・。
 あれっ?
 あれれ!?

 ツシマサンショウウオだ!!
 いともあっさり見つけてしまった。
 

bunbuku

↑ 対馬野生生物保護センターにて

bunbuku

 そしてセンター内で飼育されていた対馬でしか見られない両生類3種。
 一番大きいのがチョウセンヤマアカガエル
 その右下はツシマサンショウウオ成体
 その上の小さいカエルはツシマアカガエルだ。
 
 このうち2種をゲットしたから、残りはチョウセンヤマアカガエルのみ。
 対馬固有両生類のコンプリートまであと1種だ!



 こちらはハンミョウ(↑)
 たくさんいた。

↑ ホシハラビロヘリカメムシ

途中、昆虫の追加を狙うが、普通種のみ
上はホシハラビロヘリカメムシ。関東でも簡単に見られる種だ。
背中に二つある黒い班が同定の目じるしになる。

そして僕らは対馬野生生物保護センターに向かった。
センターに着く頃には雨が降り出す。
この雨は幸いとなるか・・・。

↑ ツシマサンショウウオ幼生
bunbuku

 そして、ちょっと困ってしまったのがこれ・・・。
 鳥なのかヤマネコなのかわからないけど、何かに喰われたネズミの足だ。
 トガリネズミ系だと思う・・・・。
 もしかしたらコジネズミかもしれない。
 コジネズミは日本では対馬のみに生息。かつては亜種チョウセンコジネズミと呼ばれていたが、今はコジネズミとされたようだ。
 とても見たかった種なので、ていねいに撮影する。 
 しかし、この状態だから、同定はできないね。



 対馬野生生物保護センターの帰り、屋外のトイレで生き物チェック。
 昆虫類とコウモリを探すと言うのが僕のいつものパターン
bunbuku
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 そして、これまたあっさり新しいコウモリの糞を見つける。
 夜、何かがこのトイレを休憩場所にしている。
 明らかに大きめのフンはどのコウモリなのか?
 未見種の期待が高まる。

 またあとで確認に来よう。

bunbuku

↑ ツシママイマイ!

bunbuku

↑ こんなにとれました

 ツシマサンショウウオは4匹、ツシマアカガエルは1匹のみ。
 しかし、効率よくこれだけ見つけるとうれしいもの。
 
 ちなみに一度捕獲したのは、じいちゃんのため。
 腰をかがめて、動き回る小動物の撮影はきびしいのでしかたない。
 二人で撮影して、すばやくリリースする。

bunbuku

 これまたあっさり、アカカエルも発見。
 サイズと雰囲気からして、これはツシマアカガエルでしょう!
 短時間で未見種2種を追加。
 いや〜〜、うれしい!

↑ ツシマアカガエル
bunbuku

 ツシマサンショウウオは対馬固有種。
 エラがついているので幼生だ。
 幼生ではあるが、特徴であるしっぽの黄色ははっきり確認できる。

 さらに成体を探していくと・・・。

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