ヤマビル 2
ヒル亜綱ヒルド科 大きさ 約2cm 分布 日本各地(北海道、四国を除く) |
褐色で背中にしまが3本ある。湿気のある林や山地の沢沿いなどにすむ。吸盤を使って、地面などをすばやく移動できる。シカやサルなど動物の血を吸う。活動は5月〜10月で、冬は越冬し、寿命は約3年 水辺にすむチスイビルと同様、血を吸うさいに、痛みを感じさせない物質と、血が凝固しにくくさせる物質(ヒルジン)を出すので、いつのまにか血を吸われて、気がつかず、靴下が血で染まっていることがある。 |
ウォッチングのコツ・・・できれば出会いたくないものだが、雨上がりの雑木林、普通に草原なんかを歩くと、いつのまにか、長靴ものぼって、靴の中へと、彼らは、果敢に襲ってくる。 すぐに気づいて取り除けば、しばらく血が出るが、じきに止まる。でも気がつくのに時間がかかると・・出血はよりひどく、1〜2時間止まらないこともあるという。ただ、毒等はないので、それで病院にいくほどではない。 |
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ひきはがすと少しだけ血がにじむ。早く気がつけばこんなものですむが・・・。
水辺はとくに注意が必要だ。ヤマビルは湿気が好き。
くりかえしになるが、人の忠告には謙虚に耳を傾けよう。
(2009.11.12公開)
この看板は貴重な忠告!
平成21年8月23日 千葉県君津市
房総半島の山の中は本当にヤマビルがうじゃうじゃいる。
いろんなところにその忠告が見えているのだが、やられる瞬間まで忘れている。
人の忠告は謙虚に拝聴すべし。
ちくっとしたから気づいたらしい。
じっとしている時ならば、けっこう喰われたことに気づけるもんだ。