旗口クラゲ目オキクラゲ科  大きさ 傘の直径 25cm。 触手は伸ばすと1m以上。 分布 北海道以南
 日本近海で普通に見られるクラゲ。触手には毒があり、触れるとはれて痛む。症状には個人差があり、何の症状も出ない人から、ショック状態を起こす人までいるので要注意。体を粉末にしたものが空気中にまかれるとクシャミがとまらないことから、ハクションクラゲと呼ばれたり、赤い筋の体色の鮮やかさから軍艦旗クラゲなどと呼ばれる。
ウォッチングのコツ・・・・海岸を歩くと、よく波打ち際に寄せられていて、よーく観察できる。くれぐれも触手に触らないように。
bunbuku
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 傘を開くとこんな感じ。傷が目立つが岩にぶつかって擦り切れたのか。
 魚が触手(!)を食べるらしく、海中を触手だけが漂っていたり、地方によっては釣りえさにするそうだ。

 おっと、カキ礁にもアカクラゲ。水の中ではこんな感じで波間を漂う。広い海で出会っていたら、ちょっと素敵に感じたかも。クラゲで癒されるという人が多いのもわかる気がする。

 春によく見るアカクラゲ。特に潮の引いた砂浜などでは何匹も打ち上げられ、ぐったりしていたり、干からびていたり・・・・・・。
 よく見る奴だと安心してはだめ。このアカクラゲにはがあるのだ。
 

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 おどろおどろしいアカクラゲ
 しつこいけれどがある。刺されたらこすらずに刺糸を取り除き、酢やアルコールなどで拭くと効果的だそうだ。
 一番良いのは刺されないこと。けっして素手では触らないように。

 よけいなことだが、さすがに僕でも喰う気にならない。

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(平成20年12月13日公開)

 けっこう大きなクラゲで、上の写真のクラゲの周りにある僕の足跡は27cmだ。
 どういうわけだか春に多く見る。海水浴で刺される時期とは少しズレているので、毒くらげの印象は少なかったりするが、アカクラゲには毒がある。毒があるのは触手(しょくしゅ)。かなり強い毒なので注意。やけどしたみたいな痛みがあり、みみず腫れになったりする。時にはショック状態になることもあると言うから、かなり危険だ。しかも乾燥した刺糸が空中に漂い、人が吸うと、くしゃみを引き起こすという。打ち上げられて死んでいても危険、ということを覚えておこう。絶対に触らないように!!
 


撮影 : 千葉県葛西臨海公園 (平成20年4月)

アカクラゲ

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