オレンジのサワガニ(RE型)
十脚目カニ下目サワガニ科 大きさ 甲幅20〜30mm、足を含めた幅50〜70mm 分布 本州、九州、四国 ※最近、北海道の一部でも生息していると言われている。 |
日本固有種。一生を淡水の渓流などで過ごす純淡水性のカニ。雑食性。生息場所により体色変異あり。きれいな水にしかすめないので、環境の指標生物となっている。海産のカニと比べ、卵の数は40個程度と少ないが、卵径は3〜4mmと大きく、プランクトン時代を経ないでいきなり稚ガニが誕生する。 |
サワガニの体色変異の系統は、青色の型(BL型)、黒褐色の型(DA型)、甲羅の前方が黒褐色、後方がオレンジ色の型(RE型)の3つがある。
今回はRE型を紹介しよう。
サワガニの色違いいろいろ見比べよう!
撮影:和歌山県古座川町(平成17年5月)
甲羅の前方(上のほう)が黒褐色、後方(下のほう)がオレンジだ。
ハサミもオレンジなところが印象に残る。DA型(黒褐色型)はハサミがもう少し黒っぽかったり、紫っぽかったりする。
サワガニらしくて安心する。
他のタイプが多い地方の人は、このREタイプに違和感を覚えるのかな?
僕がBLやDAに感じるように・・・・・。
場所は和歌山県・古座川の下流。詳細は・・・・よく覚えていない。
先日アップしたイモリと同じポイントだったと思う。
川で捕まえ、そばのコケの上において撮影した。
典型的なRE型のサワガニ。
僕の住む北関東では一番よく見るタイプだ。