オナガグモ

bunbuku
撮影:埼玉県北本市・北本自然観察園(平成18年6月)
bunbuku

 クモ目ヒメグモ科  大きさ20mm〜30mm 分布 本州〜九州
 名前の通り、長い腹が尾に見えるクモ。粗雑な網をはり、ほかのクモをつかまえて食べる。松の葉に擬態しているといわれ、体色は褐色のものと緑色のものがある。
ウォッチングのコツ・・・クモの糸に松葉のようなものがついていたら、オナガグモかもしれない。近づいてよく観察してみよう。
撮影:栃木県岩船町(平成19年8月)

 答えは・・・・・。とてもクモに見えないどころか、生き物にも見えない。そう。松の葉っぱにそっくりなのだ。写真はきれいな緑色の個体だが、褐色ならば枯れた松の葉や木の枝にも見える。ほんとに見事としか言いようのない擬態なのである。
 実物はもっとリアルな松の葉の擬態だ。ゆえにこんなクモもいるという知識がなければ、クモの糸に引っかかった松の葉とだまされてしまうのだ。
 もしかしたらあなたのすぐ身近にいるかもしれないオナガグモ。いつかフィールドに出たとき、あなたもオナガグモ探しに挑戦してはいかがか?

さて、オナガグモはいったい何に擬態するのか?
答えは下の写真。

 下の写真は埼玉のオナガグモ。上の個体に比べて色が薄い。オナガグモの名の通り、長いお腹がしっぽに見える。この体勢はよく見るもので、きっとお腹が重いためなのだろう。しかし、はじめてみればどっちが頭でどっちがお尻なのかもよくわからない。しかも、巣がなければナナフシの子どもとも勘違いしそうだ。

この写真はぽんぽこの撮影。僕の記憶する限り、たいていはこのように目線より下に巣を張る。クモを食う、という食性に関係するのだろうか?
 しかし、こんなきゃしゃなクモのくせに、ほかのクモを襲うというのは信じられない。逆にやられてしまいそうなくらい、か細く見えてしまう。

撮影:茨城県笠間市(平成19年7月)
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 こういう形態の生き物がいる、と知らなければ、そこにいる生き物に気づきもしないということがある。そういう生き物が今回の主役。
 写真は擬態を解いている状態だから、正体の検討がつくだろうか?答えは・・・・。

公開:平成19年10月23日

 ・・・・・・・クモである。
 名をオナガグモという。日のあたらない林縁に見ることが多い。木の間に数本の糸を張り、一見粗雑な巣を作る。餌は昆虫ではなく、ほかのクモだそうだ。体長25mm前後。緑バージョンと褐色バージョンの2タイプがいるが、写真は緑っぽい褐色の個体。茨城県笠間市でヒメハルゼミを探していて見つけた。
 珍しいかどうかは知らないが、オナガグモという生き物を知らなければ気づかない人も多いだろう。

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