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 ニホンザリガニと物体X 

 こんなかんじで小さな足みたいなものが2本あるのはオス。子どもの頃、僕らはこれをちんちんと呼んでいた。正確な名称は交尾肢というらしい。文字通り、交尾のときに使う肢らしいのだが、使い方はよくわからない。上の写真の大きい交尾肢の裏に、もう一組小さい交尾肢もあるらしいのだが、調べてみるまで僕も知らなかった。

 ちなみにアメリカザリガニウチダザリガニも同じ方法でオス・メスが識別できるよ。


十脚目ザリガニ科(日本固有種) 大きさ 7cm前後  分布 北海道 本州の一部(秋田以北)
絶滅危惧U類
水温が低く、きれいな川にしかすめない。アメリカザリガニやウチダザリガニに比べると、ずんぐりと丸い体型で、こうらがすべすべしている。日本固有種だが、最近はすっかり数を減らし、絶滅危惧種になっている。
ウォッチングのコツ・・・・本流に注ぐ支流に、さらに注ぐような小さな沢で探す。運がよければ会うことができるだろう。石や倒木をそっとどかし、水が澄むまでじっと待てばよい。おすすめは大雪山周辺だろうか。が、現地で人に聞いてもなかなか情報は出てこないだろう。生息地なんて知らない人がほとんどだし、知っている人もたいてい教えてくれない。

アメリカくんと比べるとごつごつとんがっていない。どこか繊細で和風なこのフォルムが良い。

 以前アップしたニホンザリガニのページではオス・メスの識別法を書いていなかった。ずっと気になっていたので簡単に紹介しよう。おなかの裏側、しっぽの付け根が識別のポイント。ここがすっきりしているのがメス。

 おまけのオショロコマのこども。ザリガニと同じところで採集した。
 ・・・・・つまり、魚も生息できるくらい水量や水流があるということなのだが、こういうところにニホンザリガニが生息していること自体がけっこう珍しかったりする。

 さあ、あとはこいつらをリリースして空港に向かわなければ、と思った瞬間、そのものに僕は気づいてしまった。

 な、なんだ、これは?
 

bunbuku
bunbuku
bunbuku
bunbuku

 おっしゃ! そこそこの数が採れたので、即撮影だ。7cmを越える大物が見たかったけど、それは宿題にとっておこう。
 3年ぶりだ。ほんとに久しぶりのニホンザリガニだなぁ。
 

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(平成20年10月9日公開)

撮影:北海道道北地方(平成20年9月)

bunbuku

 久々にニホンザリガニが見たくて、飛行機の時間に合わせて3時間ほどひねり出す。といっても移動に時間をとられるので、ザリガニ探索は正味30分だ。
 おっと。30分といっても撮影時間を考えると15分程度だ。気合を入れて、えいっ!

bunbuku

 なんと、見たことのない異形なるものがザリガニに取り付いている。
 げーーー、キモチワルイ。なんだ???? まるで遊星から飛来したかのような地球ばなれしたその形状。とりあえず、物体Xとしておこう。
 
 はたして、その正体は・・・・・? (続きはまた次回だよ)

ニホンザリガニ1
ニホンザリガニ2(物体X編)
ヒルミミズ(物体X編2)

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