ぶんぶく10万件アクセス記念シリーズ第三弾!
草かっぱ隊とゆく、九州探検編

灼熱の福岡で実現した、草かっぱ隊とぶんぶく探検隊の夢のコラボ・・・・
kappa fieldの草かっぱさんと同志のTAITYOUさん、うちの隊長、ぽんぽこ、おちび
北九州市に集い、大暴れ!?

まずは海編、その狙いは
曽根干潟の大カブトガニだっ!!

    うほーーーい!!

    カブトガニだーーー!!!!  (でもちっちゃ〜い)

 小さいけれど、仔カブトガニだ。やったね、初の天然物だ。

 探索は続く・・・。
 僕は長靴、草かっぱさんはマリンシューズ
 しかし、長靴は足が泥にぬかって先に進めない。干潟のはじでばたばたしていると、遠くを進む草かっぱさんから大きな声。

 「いましたよーーー!」

 僕は長靴の限界まで干潟に入り、草かっぱさんも駆け寄ってくる。そして・・・・。

 福岡・・・というか日本中が灼熱の夏。前日の8月16日は埼玉県熊谷市岐阜県多治見市気温40.9度を記録し、日本の最高気温を73年ぶりに更新した。この日、ついに草かっぱ隊とぶんぶく探検隊の夢のコラボが実現。
 kappa fieldの草かっぱさんと同志のTAITYOUさん(隊長さんだがうちの隊長とまぎらわしいのでTAITYOUさんとします)、うちの隊長、ぽんぽこ、おちびで、北九州探検の旅へ。
 福岡に行く前に、水辺の生き物に詳しい草かっぱさんに、相談したところ、一緒に川へ行きましょう!と言ってくださったのだった(川編は後日アップ!!)。

 川の探検が大盛り上がりに終わった夕方近く、僕らは単独で曽根干潟に向かうはずだった。狙いはここ数年増えすぎとも言われるほど個体が増えたカブトガニ。そんなお話をしたところ、「曽根干潟はフィールドだから」と、草かっぱさんたちも同行していただくことに!
 
 

草かっぱ隊とゆく 曽根干潟編その1

草かっぱ隊とゆく 曽根干潟編その2

草かっぱ隊とゆく 曽根干潟編その3

曽根干潟 生きたカブトガニに出会う宝の海

(平成20年11月16日公開)

成体を求めて、夕暮れのカブトガニ探検はつづく・・・・

おススメ! 草かっぱ隊のホームページ
 かっぱField
 福岡在住の草かっぱさんの九州・沖縄地方を中心としたフィールド活動記
 水辺・海辺の生き物が専門だけど、行く先々で出会うあらゆる物事を大切にされています。

kappa fieldの草かっぱさん(右)と同志のAITYOUさん(左)

 感動のなでなでをして、さっそく撮影。
 おなかを見たり・・・・・。

bunbuku
bunbuku
bunbuku

んん??  こ、これは・・・・!?

 こんな集合写真を撮ったり・・・・・。(これもヤラセ)

 でも、このたくさんのカブトガニたちの中で、僕が見つけた個体は1匹もいない。
 ・・・長靴をはいた僕は、カブトガニのいるところまでたどりつけず・・・・
 マリンシューズは干潟の必需品。次回の教訓に生かそう。

 次の目標は、大きな成体のカブトガニだ!
 でも、なかなか生きた成体に出会えない。死んだのはけっこうな数を見かけたけどね。

 というわけで、こんなヤラセ写真を撮ったり・・・・。
 (這い跡がないのでヤラセとわかります)

2007年8月17日  福岡県北九州市 曽根干潟
bunbuku
bunbuku
bunbuku

   丸まっているところを見たり・・・・・・。
   三葉虫の防御姿勢とそっくりだ。きっとこれも防御の姿勢だろう。


 ところで・・・・・・。
 カブトガニって国の天然記念物でなかったっけ??

 「あのー、草かっぱさん天然記念物って、こんなにべたべた触っても大丈夫でしたっけ?」
 すると草かっぱさん、「いや、実はこれ、天然記念物じゃないんですよ」
 えーーー!? そうだっけ?

 「はい、確か・・・・。一部の生息地のみがの天然記念物なんです。カブトガニ自体も、曽根干潟も天然記念物になってません。よく勘違いされているんですけどね。後で調べてみてください」

 なーーんだ。じゃあ、絶滅危惧種T類としての扱いでいいんだ。

 

草かっぱ隊とゆく 〜曽根干潟編その1〜

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 僕らは夕暮れが迫る曽根干潟に何とか間に合った。さあ、時間が限られている。湾に注ぐ川に沿って、干潟の奥に進む。

 さて、目的のカブトガニだが、曽根干潟は日本で一番のカブトガニ繁殖地だ(2001年までは伊万里湾(佐賀県)が1番だった)。2004年には1,351、2005年には1,581の産卵ペアが曽根干潟

確認されている。
 なんと、3,000匹を越えるカブトガニがやってきたのだ!

bunbuku
bunbuku
bunbuku
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 しかし、ぱっと見渡したところ、干潟にカブトガニは見当たらない。
 草かっぱさんによると、時期的に、カブトガニの産卵はピークを終え、干潟で見られる個体は多くはないだろうとのこと。でも、仔カブトガニは先日も大分県でたくさん確認してきたそうだ、「絶対見られますよ」と言っていただく。

 ここ曽根干潟で観察されるカブトガニは7月がピークのようだ。産卵を終えたカブトガニは干潟に広範に分散しているのか、湾の中に戻ったのか。


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 こんな感じで死んだカブトガニをいくつも見た。
 これはこれではじめは喜んでいたんだけど、やっぱり生きた個体を見たい。
 
 そんな時、干潟のずっと先のほうに大きな物体が・・・・・。

↑ いきなり転がっていたガザミ

↑ 広大な曽根干潟

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