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ヌマガエル3−@  埼玉県加須市 

 思わぬ大物がいそうな雰囲気・・・。道が細く、場所がわかりにくいけど、駐車場、トイレもあるので、水辺の生き物が好きな人にはお勧めのポイント。平成7年に「全国水の里100選」に認定され、平成19年には埼玉県の「さいたま緑のトラスト保全第10号地」に指定された。約1,000平方メートルにおよぶノウルシ(埼玉県の絶滅危惧U類)の群生地がある。

(2008.10.26公開)

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 別な個体だけど、まあまあのサイズ。お腹が白いのがわかると思うが、この白いお腹がツチガエルとの判別ポイントの一つ。ツチガエルはもっと黒っぽい。
 
 埼玉ヌマガエルがいまや当たり前という現実が皆さんにも少しは伝わっただろうか。
 トウキョウダルマガエルとうまく共生できればいいのだけど・・・。。

bunbuku
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埼玉のヌマガエル1 寄居町
埼玉のヌマガエル2 羽生市

 真横からの写真。ここの個体は大きいのが目立つ。他の場所が今年生まれた小さなサイズの個体中心なのに比べ、ここでは成体がかなりの比率で混ざる。

平成20年8月:埼玉県加須市(かぞし)・浮野(うきや)

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 無尾目アカガエル科  大きさ 28mm〜55mm  
 分布 本州(静岡以西 関東の一部に移入) 四国 九州 奄美大島 沖縄 国外では東南アジアに広く分布
 温暖な地方に棲むカエル。生息地では人里の田んぼなどで普通に見られ、数も多い。「ヌマ」と名につくが、沼よりも田んぼにいるカエルという印象のほうが強い。オタマジャクシは40℃を超える水の中でも生きることができ、元来、熱帯に棲むカエルであることを伺わせる。最近、関東に人為的に移入され、生息域を急速に拡大している。 
 浮野の里の雰囲気はこんな感じ。周辺の葦(ヨシ)も残されており、カヤネズミ探索のために時おり訪れる。カヤネズミはまだ見つけていないけど・・・・・。

 埼玉県のヌマガエル第3弾。で、今回も利根川水系加須市だ。
 場所は浮野の里のわきの田んぼ。ここはとにかく数が多かった。それと他のヌマガエル生息地では確認できていないトウキョウダルマガエルも同じくらいごちゃごちゃいた。市街地に近いけど、かなり良好な環境が保たれているということだろう。

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