ヌマガエル3−@ 埼玉県加須市
(2008.10.26公開)
別な個体だけど、まあまあのサイズ。お腹が白いのがわかると思うが、この白いお腹がツチガエルとの判別ポイントの一つ。ツチガエルはもっと黒っぽい。
埼玉のヌマガエルがいまや当たり前という現実が皆さんにも少しは伝わっただろうか。
トウキョウダルマガエルとうまく共生できればいいのだけど・・・。。
真横からの写真。ここの個体は大きいのが目立つ。他の場所が今年生まれた小さなサイズの個体中心なのに比べ、ここでは成体がかなりの比率で混ざる。
平成20年8月:埼玉県加須市(かぞし)・浮野(うきや)
無尾目アカガエル科 大きさ 28mm〜55mm 分布 本州(静岡以西 関東の一部に移入) 四国 九州 奄美大島 沖縄 国外では東南アジアに広く分布 |
温暖な地方に棲むカエル。生息地では人里の田んぼなどで普通に見られ、数も多い。「ヌマ」と名につくが、沼よりも田んぼにいるカエルという印象のほうが強い。オタマジャクシは40℃を超える水の中でも生きることができ、元来、熱帯に棲むカエルであることを伺わせる。最近、関東に人為的に移入され、生息域を急速に拡大している。 |
埼玉県のヌマガエル第3弾。で、今回も利根川水系の加須市だ。
場所は浮野の里のわきの田んぼ。ここはとにかく数が多かった。それと他のヌマガエル生息地では確認できていないトウキョウダルマガエルも同じくらいごちゃごちゃいた。市街地に近いけど、かなり良好な環境が保たれているということだろう。