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(2010.3.30公開)

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2008年6月:埼玉県北本市・北本自然観察公園

bunbuku

 もう2年も過ぎてしまったが、2008年5月、いつも行くフィールド、北本自然観察公園で、ニホンアカガエルアルビノ個体が見つかった。
 学芸員によって、ひとまず保護された。
 新聞に載っていたそうだが、気がつかず、たまたま出かけたら見せていただけた。

 この日、平日だったが、入れ替わり立ち代り、アルビノアカガエルを見にくる人たち・・・
 新聞や人づてに聞いて、やってきたらしい。
 すっかり公園の人気者に。
 
 アルビノはその目立ちやすい姿で捕食されやすかったり、生まれつき目が見えないなどの障害があったりすることが多いそうだ。
 でもこのアルビノ君、元気にエサを捕っているという。
 無事に生きていけそうならば、もとの場所に帰す方向だとか。

 がんばれ!アルビノ君
 

 ニホンアカガエルについては、過去記事参照
 アルビノとは、突然変異によって色素が欠乏するものを言う。
 アカガエルアルビノはとても珍しいものだという。本来は、濡れ落ち葉のような濃い褐色をしている。
 来園した小学生たちが発見したそうだ。(えらいぞ!)

ニホンアカガエル  アルビノ(白化)個体 


 無尾目アカガエル科(日本固有種)  大きさ 3cm〜7.5cm  分布 本州〜九州 中国の一部
赤褐色のカエルで、普通に見られる平地のカエル。キョッキョッとなく。地域によって差はあるが、真冬の1月ごろから500〜3000個の卵をうみつける。産卵をおえたカエルはふたたび、5月ごろまで水の底で春眠する。単独で生活し、暖かいときは冬でも活動する。
ウォッチングのコツ・・・里山周辺の田んぼや湿地帯で探そう。産卵期はなかなか観察しづらいので、5月以降の暖かい時期がいいだろう。よく似たヤマアカガエルとの区別は背側線が一直線であることで判断する。
bunbuku
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オレンジのアカガエル!!

 朝日新聞 朝刊記事

公園の人気者になったよ!

 アルビノというと、通常は真っ白な個体をイメージするのだが、このアカガエルはそこまで白くはならず、オレンジっぽくなってしまったらしい。
 同じ場所から3匹が確認された。

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