イガイ目イガイ科  大きさ 4cm以上
 分布 地中海沿岸など 日本では全国各地
地中海沿岸が原産で、船の底に付着したまま、世界中に運ばれ、分布を広げた。繁殖力が強く、岩などに張り付く足糸(そくし)は強く、簡単にははがせない。日本には大正時代に移入された。ヨーロッパでは古くから食用とされているムール貝とは本種のこと。 
bunbuku

 引き潮の葛西臨海公園で、ムラサキイガイを探した。波際をかなりていねいに歩き回ったけど、生体はいなかった。しかし、貝殻はいくつか拾うことができた。
 確かに東京湾で生息しているんだな。


 船に運ばれ地中海からはるばるやってきた外来種。フランス料理やスペイン料理などで有名なムール貝とは本種のことである。

撮影 : 東京都江戸川区臨海町・葛西臨海公園 (平成20年4月)

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(2009.3.14公開)

 なんとなく紫色に見えると思う。名の由来。
 貝殻の裏側(内側)はもっとはっきりと紫とわかる。
 普通のイガイより大きい。

 日本で1920年ごろ、神戸港で初めて確認された。わずか90年で全国で見られるようになった。もちろん神戸から広がったわけではなく、日本全国、世界各国ともに船に張り付いて広がった。。繁殖力が強いらしく、岩礁や防波堤などに大量に付着し、時に黒く膨らんで見えるという。
 見たい・・・・。そう思って鳥類園でスッタフの方に尋ねてみたら、「固まっていると、すごいんですよ。はじめてみた時はほんとに気持ち悪かったんですよね」と言われた。

 ・・・・み、見たい・・・。

ムラサキイガイ

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