タガメ4 (茨城県の産卵地編)
こんな感じで、タガメのオスはひたすら卵を守る。
メスはどこにいるやら行方不明・・・・・。
産卵地は田んぼの脇の小さな小川。湧き水が何本か流れ込んでいる。
今回はこのようなタガメの卵を5〜6個発見。だいたい予想通りというところか。
産卵地の半分にも満たない範囲の探索だったので、ていねいに探せばこの3倍くらいは卵が見つかるはずだ。夏の幼生の数から比べると、産卵する親の数は少ないような気もするが、それは幼生の生存率がかなり低いということだ。
厳しいようだが、それがここの生態バランス。多すぎても少なすぎても、きっといけないのだろう。
この卵のオスはずっと下にいてカメラには入らなかった。
小さな小川の岸ぎわが産卵の舞台。
撮影 : 茨城県北部 (平成19年6月10日)
以前に本編で紹介したタガメの産卵地に行って来た。
冬を越したタガメたちが元気に卵を産んでいたので報告しよう。
真ん中に卵が見える。慣れないと見つけにくいかもしれない。
こちらの卵は、どういうわけかオスが見当たらなかった。
↑ 写真中央に卵のみ
↑ 卵の様子