ぶんぶく ぶんぶく探検隊トップページへ
リンクフリーです

(公開:2010.9.21)

ウバタマコメツキ

もどる
bunbuku
bunbuku

 甲虫目コメツキムシ科 大きさ 22〜30cm 北海道〜九州 伊豆・対馬・南西諸島 
6月〜7月にアカマツの朽木に集まり、産卵する。幼虫は朽木の中の他の甲虫の幼虫などを食べて、2〜3年かけて成虫となる。コメツキ類はひっくり返すとパチンと飛び上がる。
bunbuku

 ウバタマコメツキを撮影するため、2年間この地に通った。
 産卵に集まる大きな朽ちたアカマツがあれば、けっこう普通に見ることができるが、その材が古くなってしまうととたんに会えなくなってしまう。
 案の定、材が古くなったここ3年はぱったりと見かけなくなってしまった。

 

bunbuku

 大きなコメツキムシの仲間。
 子どもの頃、コメツキムシを見かけると必ずおもちゃにした。
 ご存知の通り、足をたたんで死んだふりをし、触るとぱちんと飛び上がる、あれ。
 でも、地味な虫なので、子どもに人気があると聞いたことはない。
 

 アカマツなどの朽木で育つ幼虫は、カミキリなどの他の昆虫の幼虫を捕食する。
 コミカルなイメージに似合わず、バリバリの肉食系・・・。

撮影:平成19年 (栃木県南部)

 上は周辺の土場。
 ヤマトタマムシが良く来ていたけど、ここ2年は見ていない。
 材にやってくる甲虫の旬は、意外と短い。

inserted by FC2 system