← ヒメオオクワガタ


甲虫目クワガタムシ科 大きさ オス29mm〜56mm メス28mm〜42mm
 分布 北海道の一部、本州、四国、九州の一部
1000mを超えるブナ帯に生息。昼行性で、ヤナギの樹液に集まる。6月より出現するが、晩夏から秋にかけてもっともよく活動する。幼虫はブナの朽木(くちき)を食べて育つ。
bunbuku

 ついでに昨年の写真から。

 こうやって大アゴをアップで見ると、オオクワガタそっくり。

撮影:福島県南会津地方(2010.6.19)

 でも、コクワガタに混ざると、一瞬区別がつかなくなる。

↓ ミヤマクワガタ

↓ コクワガタ

 久々にヒメオオクワガタのオスを採集した。
 たぶん1,000mよりずっと低い山の夜の国道を歩いていた。

 予想もしなかったポイントだったので、今回アップしようと思ったわけである。

bunbuku

 上はヒメオオクワガタのメス2009年、新潟県で見つけた。
 昼間、国道を横切っていた。

 かつてはこうやって道を横切る個体がたまたま見つかった程度の希少なクワガタ。
 生態が判明し、会いやすくなった反面、、有名産地は人がたくさん入るようになった。

 採集圧のせいだと思うが、いまや有名産地のほうが見つけるのが難しいかもしれない。
 
 

撮影:新潟県北西部(2009.8.13)

bunbuku

(公開:2010.7.3)

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↑ コクワガタ

 1,000m以上のブナ帯に生息するといわれているヒメオオクワガタ
 北に行けば当然生息高度も下がると言うことか。

 夜の国道にいたのは50mほど離れた外灯に飛んできたのであろう。
 夜、灯りに飛んでくることもわりとあると聞いていたが、実際に見つけたのは初めて。

ヒメオオクワガタ 

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