スッポン

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 図鑑などでは30cm程度の甲羅となっているが、もっとずっと巨大に見えた。たぶん50cmくらいはあったと思う。でかくて大迫力の初対面に圧倒されたスッポンくんだ。
 もともと日本にもいたが、中国などの外国産スッポンが養殖用に飼育され、それが逃げ出して生息域を拡大した。もともと日本にいた種と外国産は、亜種レベルでの違いがあるとも言われており、遺伝的に日本のスッポンは、日本産起源のものと、外国産起源のものの2パターンがあるようだ。新宿の巨大スッポンは、外国産起源だと思う。大きさもそうだけど、雰囲気がなんか日本のカメっぽくない!

 かまれると「雷が鳴るまで離さない」なんて言われているので、子どものころはかなり恐ろしいカメだと想像していた。「すっぽん」という名前も、かまれた指を引き抜くときに、「すぽーん」と抜けるからついたのだと思っていた。今回、改めて調べてみたら、水に飛び込む際の音から名づけられたとか、水から出るときの音からだ、とかの諸説があることはわかった。しかし、「すぽーん」と指が抜ける、という説はどこにも見当たらなかった。
 そして、かむとけっして離すことがないというのも誤り。かまれた時にスッポンを水につけると、すぐに離してくれるそうだ。ただし、性格が荒いことは事実のようで、つかまえると長い首を伸ばしてかみつこうとする。
 でも、人間につかまっては食べられるスッポンの立場で考えたら、「つかまったらかみつく」っていうのは当然の自己防衛。スッポンも他の日本産カメと同様に臆病者だ。臆病者だからこそ、かみつくし、あわてて水に飛び込んで逃げもする。
 ・・・・・やっぱり名前の起源は、「すっぽん」と水に飛び込む音のように思えてきた。

場所は東京・新宿の新宿御苑。初見のは虫類に東京のど真ん中で会えるとは思っていなかった。めちゃくちゃカメの多い公園で、スッポンも何匹もいた。

 高級食材で知られるが、ビタミンやアミノ酸、カルシウムなどが豊富な健康食材だ。
 味は・・・・・・・そういえば、僕はまだ食べたことがない。理由は、健康に良いと聞くが、うまいと聞いたことがほとんどないからだと思う。

水中生活に適応した体になっており、鼻の先がとんがっていて、水中でも呼吸がしやすくなっている。また、1枚目の写真がわかりやすいのだが、指の間の水かきもよく発達している。
 他のカメのような固い甲羅(鱗板)を持たず、柔らかい皮膚でおおわれていることも有名だ。軽くて泳ぎやすいとか、砂底に潜る生態に関係あるとか、いろいろ考えてみたけれど、その理由はわからない・・・・。

東京都新宿・新宿御苑

撮影 : 平成16年9月

bunbuku
bunbuku
bunbuku

(公開:平成19年8月15日)

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