bunbuku
bunbuku

 ちょっと山道に入ると、いたるところにいる。
 日当たりの良い、道路わきのコンクリート壁で特によく見かけた。
 上の写真は道からコンクリートへ気を見下ろして撮影した。
 5月の日差しが写真から伝わるだろうか。

bunbuku
bunbuku
もどる
 オカダトカゲ 

 これまたのどかな1枚。なんてのどかなオカダトカゲ。
 個人的には、このトカゲのライフスタイルが気にいった。


有鱗目スキンク科 全長:25cm前後  分布:伊豆半島、伊豆諸島固有種

森林や草原、海岸など日のあたらる環境に生息。人家近くでも見られる。動物性の食性で、昆虫やクモなどを食べる。6〜7月が繁殖期で、地面の穴に10個前後の卵を産むそうだ。

ウォッチングのコツ・・・神津島ではいたるところで観察できた。特に晴れている日はひなたぼっこをしているので、一度見つけたらのんびり観察できる。同島にはカナヘビもたくさんいたが、皮膚にツヤがあるのがオカダトカゲ、ツヤがないのがカナヘビなので、見分け方も簡単だ。

 両手、両足を体にぴたりとつけて日光浴。しっぽが青い、まだ幼い個体。
 海岸線に近いあたりにオカダトカゲが多く、島中心部の森に入るとカナヘビのほうが多かった印象がある。

 神津島(こうづしま)といえばオカダトカゲ。伊豆諸島、伊豆半島の固有種。会えるかなーとワクワクドキドキの旅であったが、予想以上にたくさんいた。
 本州産ニホントカゲと比べると胴中央の鱗の数が少ないことで区別できるようだ。
 また、島ごとに変異も大きいらしく、そういう点でも興味が尽きない。

bunbuku

 これも別個体だが、しっぽが青い。やはり両手足を体につけて、だらーっと日光浴。

 ウォッチングには天気が左右するだろう。やっぱり晴れている日が良い。彼らがのんびりひなたぼっこしているときはスローに付き合ってみるのもおつなもの。

bunbuku

近くて遠い、東京都の島だ。
この海岸線をレンタサイクルで劇走し、へばって燃え尽きた・・・。

bunbuku

 でも、やるときゃやります。がぶりです。
 で、もちろん、やられてるのは僕だったりします。
 ・・・・がぶりです。

ぶんぶく ぶんぶく探検隊トップページへ
リンクフリーです
 探索を初めて、わりと簡単にオカダトカゲに遭遇できた。
 神津島にはトカゲの仲間は他にカナヘビがいるのみ。
 だから同定に悩むことはない。
 
 競合種がいないからのびのび。外敵は鳥とヘビくらいか。
 だから島嶼には独自の生物相ができる。

撮影:東京都神津島(平成17年5月)

inserted by FC2 system