(2009.2.15公開)

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タヌキ、都会に生きる
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 食肉目イヌ科  大きさ 50cm〜60cm  
 分布 ホンドタヌキ 本州〜九州 エゾタヌキ 北海道 中国やロシアに分布するタヌキの亜種
 夜行性、親子や家族で生活。一夫一妻制で、オスも子育てする。雑食性。みんなで一箇所にフンをする習性があり、「ためフン」の場所は情報交換の場になっているそうだ。山里から、2000mの高地まで生息域が広い。
 ウォッチングのコツ・・・・夜行性なので、夜に見ることが多く、夜は市街地でも時おり見かける。車にひかれる野生動物ナンバー1。特に巣立った若い個体が犠牲になりやすい。また、春から夏にかけては昼でも時おり見かけるようになる
最近は緑が豊かな大きい公園などで、昼間でもわりと無防備に姿を現す個体が増えているようだ。もっと確実に観察したいのならば、餌付けされている民家や旅館などで観察させてもらうのがよいだろう。     

photo by mao

 都会でひっそり暮らすタヌキの親子。
 住宅街の間を流れる用水路の中がすみかになっている。
 高いフェンスがあって、人間は中に降りられない。
 都会には意外と死角が多い。こんなところでも、タヌキはたくましく生きている。

photo by mao

埼玉県久喜市周辺(2006年撮影)

 周辺でときどき車にひかれているタヌキを見かける。しかし、タヌキと気づかれていないことも多いようだ。「都会に野生動物がすんでいるはずがない」という先入観があると、目の前を歩いているタヌキをスルーしてしまう。

 人を見事に欺(あざむ)き、生き続けるタヌキであるが、彼らにとって都会が快適なのかどうかは僕にもわからない。車にひかれるタヌキは後を絶たないし、人のゴミを食べ疥癬(かいせん)などの病気にかかるものも多い。都会は都会なりの生きづらさがあるのだ。

 まあ、どこであっても野生で生きることは難しい時代である。懸命に生きる彼らをこれからもこっそり見守っていこう。
 

photo by mao

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