bunbuku
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ニホンカモシカ(9)  
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 偶蹄目ウシ科(日本固有種)  大きさ 70cm〜85cm  本州〜九州 準危急種(IUCN) 天然記念物
 単独で生活。山地で生息、木の葉、樹皮、草、笹類などを食べる。オスも、メスも枝分かれしない角がある。体は濃い褐色だが、北の方では白っぽくなる。目の下にもうひとつ目があるような大きな眼下腺が特徴だが、そこから分泌液を出して木の枝になすりつけ、なわばりを示す。
ウォッチングのコツ・・・栃木県足尾のカモシカはおすすめ。密度が濃い上に銅山の鉱毒で木もまばら。車の中からゆっくり観察することも可能だ。のんびりした動物で、一度見つければ長時間の観察が可能。半日くらいは同じポイントから動かない個体もいる。お勧めは春。うまくいけば仔を連れた親子にも出会えるかも。    
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撮影:栃木県日光市・足尾(平成21年10月)

 足尾カモシカ3部作の完結編。
 ながながとなってしまいすみません。
 

 さてさて、ニホンカモシカのお母さん、崖から降りる途中で僕と目が合う。
 

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 ふと目を離していた間に、母カモシカは川の下流に移動し、さっきまで母カモシカが葉っぱを食べていたところには、子カモシカがやってきていた。
 無事に降りられたんだね。

 体の大きさは母とさほど変わらないが、ちょっときゃしゃに見える。
 顔が黒くて、ツノはまだ生えていない。

 ここではじめて僕と目があった・・・・。
 上にいた時よりたくましく見える気がする。

 ついにがけ下の河原まで下りてしまった母カモシカ。
 子カモシカを上においてきて、なにをするの?

 崖の上の子カモシカ。
 母親においてかれたんだから、そりゃ不安だろう。

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 ありゃりゃ。
 大きな口をあけて、葉っぱを食べ始めちゃった。

bunbuku
 対岸とはいえ、そこに人間がいる限り、警戒を怠ってはいけない。
 子カモシカはまだ崖の上のほう。

 ・・・・・・だったら、子カモシカと離れないでいればいいのに。

 えーーー!?

 母カモシカが、子カモシカを置いて、ずんずん下っていく。


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(公開:2009.12.28)

 あっ!
 いつの間にかお母さんに追いついた。

 なるほど、甘やかすことは決して子に良くない、ということか。
 「ひとりで下りてきなさい」というが母のメッセージだったんだろう。

 こうして子カモシカはたくましく、野生で生きる力を身につけるんだろうな。
 がんばれ、カモシカ親子!

 不安な子カモシカと、それを気遣う母親。
 目だけで何か会話をしているのだろう。
 母カモシカの優しいまなざしに、親子の情を感じさせる瞬間だ。

撮影:mao
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 子どものことをほったらかして、もぐもぐもぐもぐ食べる。

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