場所は4〜5年前に地元の人に教えてもらったところ。
 足尾にはカモシカポイントがいくつもあるが、ここで見たのは初めて。狭い道での車中からの撮影だったが、ほどなく後ろに車が来たので、車を道の先に駐車してから撮影を再開する。上の個体は1枚目の左側の個体。車を止めているうちに2頭の距離が離れ、ツーショットはあきらめる。


 新緑とカモシカ・・・・・。
 狙っていてもなかなか撮れなかった写真だ。たいていは岩ばかりの露頭にいるので、緑とは縁のない写真ばかりがたまる。
 年ごとに緑が増える足尾・・・。鉱毒事件ではげ山になった山々も、人びとの植林で劇的に緑が増えている。このポイントも10年前ならばこんなにも木は生えていなかった。
 そう思うと感慨深い写真となった。

 偶蹄目ウシ科(日本固有種)  大きさ 70cm〜85cm  本州〜九州 準危急種(IUCN) 天然記念物
 単独で生活。山地で生息、木の葉、樹皮、草、笹類などを食べる。オスも、メスも枝分かれしない角がある。体は濃い褐色だが、北の方では白っぽくなる。目の下にもうひとつ目があるような大きな眼下腺が特徴だが、そこから分泌液を出して木の枝になすりつけ、なわばりを示す。
ウォッチングのコツ・・・栃木県足尾のカモシカはおすすめ。密度が濃い上に銅山の鉱毒で木もまばら。車の中からゆっくり観察することも可能だ。のんびりした動物で、一度見つければ長時間の観察が可能。半日くらいは同じポイントから動かない個体もいる。お勧めは春。うまくいけば仔を連れた親子にも出会えるかも。    

bunbuku

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(2008.6.6公開)

白い眼のカモシカ 1 (2007.12.6公開)
白い眼のカモシカ 2 (2007.12.6公開)

bunbuku

 人と遭遇してもなかなか逃げないカモシカ。
 でも、警戒は怠らないし、時に鋭い眼光で人を牽制(けんせい)する。
 上の写真・・・・。この視線に圧倒された。強い意志をはらむその目は、きっとあとにつづくもう1頭を守ると語っている。
 2頭はつがいなのか、親子なのか、それとも兄弟なのか・・・・。
 彼らは静かに森へと消えていった。

 銅山の鉱毒事件で有名な栃木県足尾。市町村合併で今は日光市の一部となっている。
 カモシカなら足尾。毎年カモシカを見に通い、高確率で出会う。
 車の中からもゆっくり見れるのだから、お勧めのポイントだ。

 上の写真は車中から撮影した。2頭連れ立ってというパターンは初めてだったので、ツーショットを狙ったが、350〜500mmのレンズでは2頭同時にはなかなか納まらずに苦労した。350mmのレンズで、何とかむりやりツーショットが撮影できた。
 そんぐらい近いのだ。

平成20年4月 栃木県日光市(旧・足尾町)

http://www16.ocn.ne.jp/~bunbukut/
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新緑と2頭のカモシカ
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