(平成21年10月3日公開)

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 臭いを確かめて・・・・・。

 そして鼻先をモグラに近づけ・・・。

アズマモグラ
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  〜  おまけ  〜

食肉目モグラ科 大きさ 12cm〜16cm  分布 本州 おもに東日本
平地から山地にすむ日本固有のモグラ。トンネルをほってそこに落ちてくるミミズや虫の幼虫などを食べる。トンネルから掘り出した土がいわゆる「モグラ塚」である。基本的は地下30cmよりも地上に近いところで活動することが多い。目は退化しているが、においや触覚が優れている。水田や畑、川に近い草地など土壌の豊かなところに多い。

 さて、先にも書いた通り、市街地など身近なところにたくさん住んでいるモグラであるが、自然下で生きたモグラに会うことはかなり稀(まれ)なことである。
 しかし、少ないとはいえ、生きたモグラに会うことがごく稀にある。
 下はそんな1匹。埼玉県東部で捕獲し、一晩だけ我が家で撮影などをし、翌朝、捕獲した周辺に逃がした。その出会いは本当に偶然としか言いようのない出会いだった。

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 このあたりのモグラはアズマモグラという種類。
 生きているモグラにはなかなか出会えるもんじゃない。
 せいぜい、路上で行き倒れているか、こうやって他のけものや鳥につかまるなどして、死んでしまったモグラを時おり見かける程度だ。

撮影 : 栃木県藤岡町・渡良瀬遊水地〈平成21年3月〉

ぱくっ!

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 3月末、渡良瀬遊水地を車でゆっくり回っていると、犬が1匹寄ってきた。
 首輪をしているから飼われているようだが、周囲に人の気配はなく、どこかから逃げ出してきたのであろう。ノラ犬というやつだ。
 そのノラ犬が何かを口にくわえていた。小動物のようである。何かを捕まえたのであろう。
 車の速度を落とすと、ノラ犬も口にくわえていたものを地面に落とす。
 やっぱり・・・・。モグラだ。

 このアズマモグラとのドラマティックな出会いは、後日改めてレポートしよう。

 乞うご期待!

↑ アズマモグラ・埼玉県(平成20年8月28日撮影)

 僕のほうを振り返ることなく、モグラをくわえて持ち去っていった・・・。
 

 弱肉強食は自然の摂理。
 このアズマモグラの死も、大きな自然の営みの中では、当たり前の出来事なのかもしれない。
 でも・・・・・。首輪をつけたこのノラ犬は人に飼われていた犬。そういう意味では、このアズマモグラの身に起こったことは、自然の営みとは言えない。

 当たり前ではないアズマモグラの死は、ほんとはあってはならないことなのだと思う。

 僕にかまってもらえないとわかると、ノラ犬はさびしそうにモグラのもとにもどっていった。

 ノラ犬はモグラのことは忘れたみたいに、うれしそうに僕らを見つめている。
 路上に出てきて息絶えてからノラ犬に見つかったのか、巣穴から土を押し出しているところをノラ犬につかまって息絶えたのか・・・。
 どちらにしても今は冷たく、ノラ犬のおもちゃになってしまったモグラ。

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