今回はmaoの見つけたアズマモグラ
なんと ゲリラ豪雨(ごうう)で冠水(かんすい)した公園の道路で泳いでいたという
そういえば2008年の夏はゲリラ豪雨がすごかったよね
天変地異が怖いのは人間だけじゃないんだね
かわいそうなそのモグラを
捕獲したmao
本人は助けたつもりのようだが・・・
泳ぎはあんまりうまくない。
土の中に住むモグラが水の中を泳いでいるというのはなんだか変な気がした。
見つけたときはカルガモかカイツブリのヒナが泳いでいると思った。
時期的には違うから「あれ?」とは思ったが、もこもこしているかたまりがモグラだとは、近づいてもしばらく気づかなかった。
モグラだとわかったときはさすがにおどろいた。
だって、モグラって泳がないでしょ?
生まれてはじめて見た生のモグラ。
死体は何度か見てきたが、生きている個体を見たのは初めてだった。
初見のモグラを水の中で捕まえるというのもなかなか面白いものだ。
でも、ゲリラ豪雨の影響は生き物とっても怖いと実感した。
陸の上では想像以上に、速い。
でも、コンクリートに囲まれた一角で行き場を失っているように見える。
すぐに穴掘り。これまためちゃくちゃ速い!
食肉目モグラ科 大きさ 12cm〜16cm 分布 本州 おもに東日本 |
平地から山地にすむ日本固有のモグラ。トンネルをほってそこに落ちてくるミミズや虫の幼虫などを食べる。トンネルから掘り出した土がいわゆる「モグラ塚」である。基本的は地下30cmよりも地上に近いところで活動することが多い。目は退化しているが、においや触覚が優れている。水田や畑、川に近い草地など土壌の豊かなところに多い。 |
捕まえたこのモグラ・・・・・。
どうしようか迷ったけど、写真を撮りたがっている人物を一人思い出した。
もちろん隊長。
しょうがない。一晩だけ連れ帰るか。
写真ではわかりづらいけど、この鼻はモグラだ!!
関東に生息しているのだから、種類はアズマモグラだ。
普段はなかなかお目にかかれないモグラが、ゲリラ豪雨により地表に出てきてしまっていた。
全身は毛におおわれ、捕まえたときはまるでぬいぐるみのようにふわふわしていた。
鼻先は飛び出て豚のようだった。
2008.8.29埼玉県
くたびれ果てて(たぶん)陸に上がろうとするアズマモグラ。
(2010.5.21公開)