小笠原諸島の父島シリーズ、今回はオオウナギ。
 
 熱帯地方に暮らすウナギの仲間で、蒲焼で食べるウナギとは別種。
 
 父島の山探検については、「おがさわらレポート山の生き物編」で紹介したが、自然ガイドソルマルさんに案内していただいた。
 ほとんど山から下りてきて、もうネタはないのかな〜と内心、わびしく思っていたところで、水たまりにオガサワラアメンボを見つけた。
 喜んで撮影していると、一緒にガイドツアーに参加されていたKさんが、「これなに?」
 それがこのオオウナギ。ひえ〜!!あまりの大きさに飛び上がり、早く撮影しないととあわてまくったが、気づくとじっして動かない。死んでる?

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(2010.11.10 公開)

いかつい顔・・・・・・。
でも動かない・・・・・。

大きくて太いから、種ウナギとは識別もしやすい。
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オオウナギ


 ウナギ目ウナギ科  大きさ 200cm  20kg
 分布 インド洋〜太平洋中部。日本では利根川以西。
ウナギとは別種で大型になる種。熱帯性が強く、川の中、上流、渓流、池などに生息。産卵期は海に下る。静岡、和歌山、長崎など、生息域によっては国の天然記念物となっており、保護されている。南西諸島では普通種。
写真・文:ぽんぽこ

平成17年4月1日 小笠原諸島 父島

「いや生きてます!ぜったい!いつもそうやって昼間は寝てるんです!」
とガイドさんは言う。

 ほんとに生きてるのかなぁ・・・。
 気になる。
 
 つついてみる・・・・・・・ぜんぜん動かない。
 やっぱり死んでますよお、これ・・・

 「え!?ほんとですか」まだ半信半疑のガイドさんの顔を見て、そうか、そんなにいつもこうやって寝ているのか、とみょうに納得した出会いだった。
 


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