ドジョウ
今でこそ、このサイズのドジョウになかなか会えなくなったが、かつては200mmクラスのドジョウはわりと簡単に会えたらしい。
環境が変わり、ドジョウたちも生きにくい世の中になったようだ。
← 採集地の様子。
採集は霞ヶ浦のすぐ近くの用水路。
実は狙いは別の生き物で、カワヒバリガイという外来の貝を探していた。
カワヒバリガイも1個体だけ採集したので、そのうち紹介しよう。
用水路の分岐に水がたまっており、いろんな生き物が採集できた。
撮影 : 茨城県・霞ヶ浦 (平成19年12月8日)
← 採集した生き物
ドジョウ、タナゴ、モロコ、ヨシノボリ類のほか、カラスガイ、ヒメタニシ、カワヒバリガイ、モエビなどを採集。
短時間で、なかなかの収穫である。
もう一度、でかドジョウを・・・。なんかドジョウじゃないみたいな迫力がある。
普通種だけど、でかいとすごい。
そんなシリーズ第2弾、ドジョウの登場だ。
茨城県の霞ヶ浦で、つい先日採集した個体だ。うーーーん、でかいぞ!
このサイズだとうろこもくっきり。
農薬などで汚染された環境も、近年少しずつ改善されている。ここ霞ヶ浦も一昔前に比べるとずいぶんときれいな水になってきた。湖の一部で湖水浴もできるようになったそうだ。
いなくなった生き物たちも、きっと戻ってくるはずだ、と僕は信じている。
ただ、最近の霞ヶ浦は外来種が増えて、新たな問題となっている。
いずれレポートしたい。
あまりのでかさに感動して、喰う気になれないが、リリースもできなかった。
家に持ち帰り、さっそく水槽をセットした。
うーーーん、やっぱりすごいぞ!
サイズは182mmだ。採ったときはライギョかと思ったほど・・・・。とにかく太い。ほぼ200mmの大きなドジョウも採集したことがあるが、重力感は上の個体のほうが勝る。越冬のため、体脂肪がのっているのだろうか。でも、喰うのはもったいない。