川の流れにさからって、さからって、強く、大きく育っていくアユたち。
とがっていた若い頃を思い出しませんか?
青春だ・・・・・・
※詳しくは、独立行政法人 水資源機構 利根導水総合管理所のホームページへ アユ・サケの遡上が見られる魚道観察室の場所 〒361-0004 埼玉県行田市大字須加字船川4369 TEL:048-557-1501 FAX:048-557-1506 アクセス:JR高崎線吹上駅下車 タクシー20分 |
現地施設
激しい水流に逆らって泳ぐ、若アユ
ア ユ 2008年 春の遡上報告 by ぽんぽこ
今年も若アユの遡上を観察に出かけた。おちび、友人らくろばとともに。
利根川のアユの遡上は今が最盛期だ。
ここ利根大堰では、観察窓を通して、魚たちのドラマを見ることができる。
(過去記事参照 アユ、サケ遡上シリーズ、モクズガニ)
この日いちばんの大物アユ
観察窓全体に、びっしりとアユ。おちびは薄暗いこの場所が、ちょっと落ち着かない様子ですぐに、階段をのぼりだす。
平日は、だいたいゆっくりと観察できる。たまに、小学生たちが大勢で、見学にきているのにでくわすことも。
面白いのは、よく、仕事の合間なのかな?と思われるおじさんたちに会うこと。背広姿のひと、工事現場風のひと・・・・たしかにここはちょっとほっとできる空間かも。
キュウリウオ目アユ科 大きさ 10〜30cm 分布 北海道〜九州 (リュウキュウアユは絶滅危惧1A類) |
日本の代表的な淡水魚のひとつ。河口から中流にすむ。秋に幼魚が川から海にくだり、成魚が春に川をのぼる。藻や水生昆虫を食べる。生まれてから1年、産卵の終わったアユは一生をおえる。 |
ウォッチングのコツ・・・川をのぼるアユを観察するのはなかなか難しい。行田市の利根大堰では観察室が設置され、誰でも気軽に観察できるおすすめスポットだ。 |
おちびをつれているといいことも。
計測をしている調査員のお兄さんに、「すみませーーーん、おさかな見せていただけますか?」とおねだり。
「あとでもっていくので、ちょっとまってね」
やったあ。
はたしてお兄さんがバケツをもってやってきた。
おちびと一緒にのぞきこむ。おお・・・小さいのばっかりだが、1匹大きいのも。
「これが今日一番大きいやつです。」
おちびは、すかさず、バケツに手をいれ、さわっている。
ママたちも満足、おちびも満足の観察会であった。
観察窓いっぱいのアユたち
見事な魚群フィーバー!
さっそく見事なアユの群れ。圧巻だ。
若アユたちは、激しい水の流れにもまれながらも、堰を乗り越えようと、前へ前へと泳いでいる。
見た印象としては「すごくいっぱい!」だったのだが、この日の記録は2809匹。多いときは日に1万匹を超えるので、それほど多い記録ではない。
今年は、昨年あたりと比べて、あまり数が伸びていない。
でも、荒川では5月6日時点で80万匹を超えて、過去最高記録更新中という。
(詳しくは、利根導水総合管理事務所ホームページ参照)
平成20年5月15日 埼玉県行田市 利根大堰
フィーバーは続くよ! 若アユいっぱーい