画像が不鮮明でわかりにくいが、上の写真では黄色い班が確認できる。
 夏のアユ、成魚に比べると班もまだはっきりしていない。
 

ア ユ   5月の箒川・水中写真より 

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 さて、ここのアユはなぜ大きいのか?
 どうやら場所ではなくて、川を遡上する時期に関係あるようだ。

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bunbuku

撮影:栃木県那須塩原市・箒川(ほうきがわ)上流(平成19年5月5日)

 栃木県那須塩原市は僕のお気に入りのフィールドで、よく出かけるし、人を案内したりもする。
 平成19年5月は北海道からじいちゃん先生が来ており、両生類狙いで塩原に入った。その時、たまたま立ち寄った箒川(ほうきがわ)で、大きな岩の間にできた水たまり(といっても5m×8mくらい)にたくさんの魚を見つけた。アユであった。

 利根川ではちょうどアユの稚魚が遡上する時期。数日前に観察してきたばかりの埼玉の稚魚と比べると、大きさがまったく違う。10cmを越えているだろう。稚魚と言うにはデカイぞ。

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 水たまりの入り口が狭く、僕が足を踏み入れたために本流に戻れなくなったアユたち。
 かなりまとまった群れだ。もう少し大きくなると1m四方の縄張りを作り、進入した他のアユを追い払うようになる。その習性を利用したのがアユの友釣りだ。

 大きな口と胸びれの後方の黄色の班がアユの特徴だ。
 上の写真では黄色い班が見えにくいが・・・。
 それにしても、こんな大きなアユがこの時期に見られるというのはちょっと不思議。
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 アユの遡上は3月から6月頃までと言われている。
 早く生まれたアユは成長も早く、遡上も早いらしい。
 つまり、早い時期に遡上するアユは5月にはすでに川の上流部に入っており、体も大きい、ということなのだろう。

(公開:2009年5月22日)

bunbuku
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 キュウリウオ目アユ科  大きさ 10〜30cm 分布 北海道〜九州
 
(リュウキュウアユは絶滅危惧1A類)   
 日本の代表的な淡水魚のひとつ。河口から中流にすむ。秋に幼魚が川から海にくだり、成魚が春に川をのぼる。藻や水生昆虫を食べる。生まれてから1年、産卵の終わったアユは一生をおえる。
ウォッチングのコツ・・・川をのぼるアユを観察するのはなかなか難しい。行田市の利根大堰では観察室が設置され、誰でも気軽に観察できるおすすめスポットだ。
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